本気でバレエの就活!

本気でバレエダンサーになりたいけどどうしたらいいの?そんなバレエの就活を1から教えるブログです。

【応用編パート1】CVってなに書けばいいの〜!?をご説明します

さて前回はCVの基本編、すなわち

・氏名 (Name)

・生年月日 (Date of Birth)

・身長/体重 (Hight/Weight)

・国籍 (Nationality)

・(もしビザを持っていたら)種類、有効期限 (Type of Visa)

・住所 (Address)

・連絡先 (Contact No/Email)

を書くにあたって留意すべきことをご説明いたしました。

 まだ基本編を見られていない方はこちらへ↓

balletauditionhow.hatenablog.com

ちなみに初めて公開した時から少し加筆させていただきました。

あと恥ずかしながらも自身のお祈りメール(不合格通知のメール)も晒しました。

大抵はこちらがコピペでのメールならばあちらもコピペでのメールです。

「へ〜、こんな感じでカンパニーからの返信が来るんだ〜」

というちょっとした参考にでもなれば。

 

・・・

 

今回は応用編ということでこちらの項目についてご説明したいと思います。

 

・職歴 (Professional Performances)

・レビュー (Reviews)

・学歴/資格 (Education/Qualifications)

・賞歴 (Awards)

・(一緒に仕事をした)振付家 (Choreographers)

・レフェリー (Referee)

 

細かく始める前に、全てに当てはまっていることは「簡潔に・古すぎる情報は載せない」です。

写真を含めて全体で4ページ程で済ませたいので、あまりに古い情報はたとえ「良い役だった、良い結果だった」としても載せるのはNGです(というか意味ない)。過去5年以内で留めておきましょう。

ではまず一つ目のこちらから。

 

・職歴 (Professional Performances)

例:

2015 Swan Lake (Cygnets) ABC Ballet Company, City Center Hall

 

年、公演または作品名(このように太字で少し斜体にしましょう)、役柄、バレエ団の名前、公演をしたホールの名前を書きましょう。そしてそれらを最新の年の順から書きます。

 

私は既にプロとして活動をさせて頂いた上での移籍という意味での就活なのでこちらの英訳は"Professional Performances"とさせて頂きましたが、もし学生などでまだプロとして(すなわちお給料を頂いて舞台に立つ)経験をされていないというのであればこちらは"Performance Experience"と書いて過去の舞台経験を書きましょう。

ただし、学生の方でもゲストとして舞台に立ったことあるよ!お給料もらったよ!という経験があるのでしたら是非"Professional Performances"として書きましょう!

そしてその下に"Performance Experience"の項目も立てて、他のアマチュアとしての舞台経験を書きましょう。

 

何故かというと、バレエ団はやはり経験豊富だったり即戦力を好みます。

バレエ学校付属のバレエ団でしたらその学校出身の生徒を積極的に取りますし、育てていく気はもちろんあるのですがそうでもなければ基本的に卒業ホヤホヤのどこの馬の骨とも分からない新米ダンサーは

「こちとらアンタに手取り足取りプロとしてのいろはを教える気はないんさね!」

というスタンスです。

 

なのであっちこっち移籍なんかは当たり前の、プロも新米もごっちゃに就活するのが当たり前のこの世界ではどうしてもプロとしての実績のあるダンサーの方が安心して取れるということで優遇されるのです。

お教室の発表会や学校公演では半年前から一回や二回ある公演のためだけにそのことだけをじっくり練習させてもらえますよね?

しかしプロの世界ではそんな悠長にリハを組むことはありえません。それが年100公演を超える大きいカンパニーであれば二つや三つの作品を同時進行でこなしてその夜は本番、なんてことが日常になります。

踊りをものにする処理スピードの速さやプロとしての心構え、体のケアや体調管理など様々な理由で経験豊富が優遇される意味が分かりますね?

 

そんな訳で、あれば"Professional Performances"として、たとえそれが一個しか書けないとしても胸を張って堂々と書きましょう!

 

・レビュー (Reviews)

 例えば私のCVには学歴、職歴といった基本的なことの他にバレエ雑誌に自分が出演した公演の踊りの評論があったので、一部を抜粋して「Review」という項目を作りました。

このように、もしご自身で雑誌や新聞で取り上げられた記事があったら一部を抜粋して(全文を載せると長いので)文章の最後にソース元と記者の名前とその公演の名前などを載せると第三者からの信ぴょう性が増すのでおすすめです。またCVの内容も華やかになります。

 

・学歴/資格 (Education/Qualifications)

こちらは説明不要?

学歴とはもちろんバレエの学歴ですよ!

ではささっと飛ばしてお次は

 

…と言いたいところだったのですが、少し長くなってしまったのでパート1、2に分けたいと思います。

 

では続きは次回で!

アディオ〜ス